来院時の状態(初回の状況)
病院にて寝違えと診断を受けており、4日前に起き上がる際に頚部を痛めたとのことでした。
頸部を後屈する際に痛みがあり、軽度前屈位から頭を後ろへ倒すことができない状態でした。また、痛みのため寝る姿勢もつらく、十分な睡眠が取れていない状況でした。
来院の背景
症状出現から4日が経過し、痛みの増強と可動域制限が強くなってきたため来院されました。
日常生活にも支障が出ており、睡眠にも影響が出ていたことから施術をご希望されました。
検査・評価
頸部後屈:0°(動かそうとした時点で痛み出現)
左右回旋:各20°で疼痛あり
しびれ症状なし
痛みの影響により、寝る姿勢も困難な状態でした。
枕があれば横向きはなんとかできました。
施術方針
頸部の痛みや可動域制限に関連する主動筋・拮抗筋の筋緊張を確認し、トリガーポイントを考慮した施術を実施しました。
また、頸部だけではなく、身体全体のバランスを考慮し、腰背部の筋緊張に対しても施術を行いました。
施術内容
座位
初回は寝る姿勢も困難だったため、座位で施術を開始しました。
対象筋:
頭半棘筋
頚半棘筋
板状筋
僧帽筋
肩甲挙筋
上記筋緊張部位のトリガーポイントに対し単刺を実施。
伏臥位
対象筋:
後頭下筋群
脊柱起立筋
半棘筋
板状筋
最長筋
多裂筋
仰臥位
対象筋:
胸鎖乳突筋
斜角筋
大胸筋
小胸筋
頸部・腰背部・肩上部・前胸部の筋緊張部位に対し、トリガーポイントへの単刺を行いました。
施術経過
施術を継続しながら症状の変化を確認し、身体全体のバランスを考慮した調整を実施しました。
セルフケア指導
頸部および背部に対して、痛みのない範囲で行えるストレッチを指導しました。
また、長時間のスマートフォン使用や不良姿勢を避けるよう生活指導を実施した。
今後の施術方針
仕事や日常生活で座位時間が長く、頚部だけでなく腰背部にも筋緊張が生じやすい傾向があるため、セルフケアと併せて身体全体のバランス調整を目的とした施術を継続予定です。