来院時の状態(初回の状況)
病院で五十肩(肩関節周囲炎)と診断。
肩関節屈曲・外転時に痛みと可動域制限により腕が上まで上がらない状態。
結帯結髪動作も出来ず、ズボンのベルトを後ろに通すことができない。
競技でバレーボールをしているが、腕が上がらずボールが打てないため一時中断している。
来院の背景
競技バレーボールをしているため、利き手の肩関節に負荷がかかりやすい。息子さんが最近バレーボールを始め、一緒にバレーボールをやるため腕を上げボールを打てるようになりたく来院されました。
検査・評価
肩関節屈曲90度・外転70度
結帯動作:陽性
結髪動作:陽性
インピンジメントテスト、ペインフルアークテストなど肩関節に関係するテストは可動域制限がかかり実施不可であることを確認しました。
施術方針
肩関節だけでなく、背部および腰部周囲の代償動作による筋緊張や身体全体のバランスを考慮しながら施術を行いました。
施術内容
伏臥位
僧帽筋・広背筋・菱形筋・大円筋・小円筋・棘上筋・棘下筋・三角筋後部・中部・上腕三頭筋
その他、
腰部・臀部・大腿部・下腿部のトリガーポイントへ単刺を実施しました。
仰臥位
頚部・僧帽筋上部・小胸筋・三角筋前部中部・上腕二頭筋
大腿部・腸腰筋
各部位のトリガーポイントに対し施術を行いました。
施術経過
施術を重ねながら、症状の状態・肩関節の可動域を確認しつつ身体のバランスを調整する施術を継続しました。
セルフケア指導
肩関節の動きに関係する肩甲骨周囲の筋緊張に対して、硬めのボールを用いたセルフケアをお伝えしました。また、痛みが出ない範囲を考慮し肩関節を動かすようセルフケア指導し実施しました。
今後の施術方針
可動域制限が出ているため、肩関節の可動域を屈曲・外転・結帯結髪動作を確認しながら施術を実施予定です。
また、バレーボールをやっていることから胸椎や股関節の可動域を考慮し、肩関節や腰椎への負担が偏らない身体バランスを意識した施術を行っていきます。