来院時の状態(初回の状況)
病院で頸椎椎間板ヘルニアと診断。
後屈時肩上部~上腕部にかけて痛み痺れが強くなる状態。
デスクワークでPC作業中に上腕の痺れが強くなるため、長時間続けてのPC作業ができず、仕事を休む日が続いているとのこと。
来院の背景
在宅ワークで1日PC作業があり、集中すると首が前に出ている状態で数時間作業しています。夜間痛もあり不眠が続いているため不安を感じご来院されました。
検査・評価
頸椎後屈ができない
ジャクソンテスト:陽性
スパーリングテスト:陽性
首を痛みがある側に傾け、腕や手に鋭い痛みや痺れが走る状態を確認しました。
施術方針
頸椎、上腕部だけでなく、背部および胸部周囲の筋緊張や、痛みによる身体全体のこわばりを考慮しながら施術を行いました。また、夜間痛から来る不眠に配慮し施術を実施しました。
施術内容
伏臥位
後頭下筋・頭板状筋・僧帽筋上部中部・三角筋後部・上腕三頭筋・脊柱起立筋
その他、腰部・臀部・大腿部
これらのトリガーポイントへ単刺を実施しました。
仰臥位
胸鎖乳突筋・小胸筋・上腕二頭筋・腕橈骨筋
各部位のトリガーポイントに対し施術を行いました。
施術経過
首が前に出ていることから仰臥位で施術中、枕の高さを高めに設置することが必要でした。施術を重ねながら、症状の状態を確認しつつ枕の高さを低くしていき、施術を継続しました。
セルフケア指導
胸筋や胸鎖乳突筋の筋緊張に対して、手でほぐすなどのセルフケアをお伝えしました。
今後の施術方針
長時間のPC作業により首が前に出る姿勢が多いため、C5/6の神経の走行範囲の状態を確認しながら施術を継続予定です。
また、PC作業中の姿勢で肩が内に入りやすいことから、胸椎の可動域を考慮し、頸椎への負担が偏らない身体バランスを意識した施術を行っていきます。