来院時の状態(初回の状況)
安静時にも右上肢から指先まで痺れあり。
右肘のあたりと肩甲骨内側にかけてナイフで刺されているような痛みを訴えていました。
来院の背景
大型トラックの運転を長時間行うため、座位姿勢が多く以前から身体の凝りを感じやすい状態。
また、ギアチェンジの際に痛みと痺れが強くなり仕事に支障が出るため、早く痛みを取りたいと思い来院。
検査・評価
スパーリングテスト:陽性
ジャクソンテスト:陽性
握力・知覚検査:異常なし
施術方針
頸部の筋緊張だけでなく、神経が圧迫されやすい身体の状態だったので、肩甲骨、胸椎まわりの筋緊張や姿勢の乱れを調整し、全身のバランスを考慮しながら施術を行いました。
施術内容
右側臥位
僧帽筋、肩甲挙筋、前鋸筋、後頭下筋群、脊柱起立筋群
これらの筋緊張が強い部位を中心に鍼施術を行いました。
また、上腕部、前腕部のトリガーポイントへ単刺を実施しました。
仰臥位
胸鎖乳突筋、斜角筋、前胸部の各部位のトリガーポイントに対し施術を行いました。
施術経過
3日に1回の施術を重ねながら、症状の状態を確認しつつ身体のバランスを調整する施術を継続しました。
セルフケア指導
肩甲骨の可動域に関する運動や、胸を開くようなストレッチをお伝えしました。
また、運転中に肩へ力が入りやすい傾向があったため、肩の脱力や姿勢のリセットについてもお伝えいたしました。
今後の施術方針
仕事上、座位姿勢が多く背中が丸まりやすくなるため、頸部、背部、胸椎、胸郭の状態や可動域を確認しながら施術を継続予定です。
また、症状が強い時期は頸部に強い刺激は避け、頸部に関わる上下2関節のバランスの状態を見ながら施術していきます。