来院時の状態(初回の状況)
病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断。
前屈時に腰部の痛みと下肢の痺れが強くなる状態。
歩行時にも下肢の痺れを感じ、約200mほど歩くと休憩が必要になるとのことでした。
来院の背景
親の介護があり、前屈姿勢を取る機会が多く、腰と下肢の症状に不安を感じ来院されました。
検査・評価
SLRテスト:陽性
ケンプテスト:陽性
腰前屈時に腰部および下肢症状が強くなる状態を確認しました。
施術方針
腰部だけでなく、下肢および臀部周囲の筋緊張や身体全体のバランスを考慮しながら施術を行いました。
施術内容
伏臥位
右腓腹筋、ヒラメ筋、大腿二頭筋、梨状筋、中臀筋、腰部多裂筋
これらの筋緊張部位に対して鍼施術を行いました。
置鍼中は、下腿部・大腿部・臀部・腰部・背部・肩上部・頸部のトリガーポイントへ単刺を実施しました。
仰臥位
下腿部
大腿部
腸腰筋
胸部
頸部
各部位のトリガーポイントに対し施術を行いました。
施術経過
施術を重ねながら、症状の状態を確認しつつ身体のバランスを調整する施術を継続しました。
セルフケア指導
臀部や大腿部の筋緊張に対して、テニスボールなど柔らかいボールを用いたセルフケアをお伝えしました。
今後の施術方針
介護により前屈姿勢が多い生活環境であるため、坐骨神経周囲の状態を確認しながら施術を継続予定です。
また、股関節や胸椎の可動域を考慮し、腰椎への負担が偏らない身体バランスを意識した施術を行っていきます。